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番組紹介

この番組はメインパーソナリティにバグース長谷川、そして静岡文化芸術大学政策学部教授 梅田英春氏と共に浜松市の音楽文化発信と、世界の音楽を学び、理解し真のグローバル創造都市・浜松市を目指します。
創造都市ネットワーク音楽部門に浜松市が参加している意味と役割、そのネットワークを組む地域や国々の音楽文化を紹介、再確認、再発見、世界音楽の祭典in浜松に向けてFMHaro!発信で盛り上げて行く番組です。
音楽紹介、ゲストコーナー、民族楽器や伝統音楽等の紹介などなど内容盛りだくさんです!

メッセージ

sekaon@fmharo.co.jp

パーソナリティ紹介

  • バグース長谷川

    バグース長谷川
    Bagoose Hasegawa

  • 梅田 英春

    梅田 英春 Hideharu Umeda



番組からのお知らせ

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第43回 トルコ音楽今昔 Part. 2 ゲスト:関口義人さん(音楽評論家)

2017.01.27

前回に続き、今回も"トルコ音楽今昔 Part.2"と題して、トルコのポピュラー音楽を取り上げます。日本人には馴染みがあまりないトルコのポピュラー音楽。その深淵な世界を紹介します。ゲストの関口義人さんは、トルコのポピュラー音楽の専門家。昨年末にトルコのポピュラー音楽について初めて記した『トルコ音楽の700年』を刊行しています。

1) Kirpi / The Song (2007-8頃)

トルコで未だに差別されているジプシー(トルコではチンゲネとよばれる)の出身のクラリネット奏者。クラリネットはトルコではダンス・ミュージックに取り入れられており、これはハウス、EDM系の作品。クラリネットを演奏しつつアレンジなどもすべてやってしまう、ジプシーにとって憧れのミュージシャンだ。トルコ人が何を求めているかを敏感に察知して作品を作っている。

2) Killa Hakan / Fantastik Dort ( feat Ceze & Rko Fresh & Sumert Cem)
トルコのラップミュージック。ラップの多くは移民の人々の叫びの音楽ともいわれている。トルコでもトルコ語のラップが盛んなのだ。ひじょうに攻撃的でアグレッシヴなラップだが、トルコでは言葉の検閲があることから内容的に過激な内容のラップはできないようだ。

3) Aynur / Nesrin
トルコ東部には約1400万人のクルド人が住んでいるが、トルコの民族問題と深く関わっている少数民族である。このアイヌ―ルAynurという人はクルド人歌手としてひじょうに有名。言葉もトルコ語ではなくクルド語を用いているが、トルコのマーケットを意識してトルコ語も混ぜて歌っている。リリース元のカランは、少数民族の音楽を学術的なCDとして発売しているレーベルだ。

4)Fahir Atakglu / Black Sea
トルコ風ジャズ。アメリカで活躍したトルコ人ピアニスト Fahir Atakogluのユニット。トルキッシュ・ジャズとよばれ、その旋律、リズムには変拍子などが用いられ、トルコの民族性を意識したジャズであることがすぐにわかる。

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第42回 トルコ音楽今昔 Part 1 ゲスト:関口義人さん(音楽評論家)

2017.01.20

今回のセカオンは"トルコ音楽今昔"と題して、トルコのポピュラー音楽を取り上げます。リスナーのみなさんは「トルコ音楽」と聞いてどんな音楽を想像するでしょうか?クラシック音楽になじみのある方はベートーヴェンやモーツァルトのトルコ行進曲を思い浮かべるかもしれません。日本ではトルコの音楽、しかもポピュラー音楽は決して馴染みのある音楽ではありませんが、伝統音楽の要素と近隣の西欧の音楽の影響を受けて実にユニークな音楽として発展してきました。関口義人さんは、ジプシーの音楽や芸能の研究に取り組む音楽評論家です。最近では『トルコ音楽の700年』(DUブックス:2016)を刊行しました。今回の番組では、この本に紹介されたさまざまな作品を聞いていただきます。
トルコの音楽といってもそのジャンルはさまざまです。伝統音楽、ポップ、アラベスク、ヒップホップ、ロック、どれもトルコらしい要素がいっぱい詰まっています。

1) Sabahat Akkiraz / Beni Beni (1982)
古典の要素含むトルコのサナートとよばれる芸術歌謡曲。サズとよばれるフレットのない弦楽器で微分音が多用されている。古典音楽の歌い手であるSabahat Akkirazが、歌謡曲のジャンルに挑戦したナンバー。
2)Sezen Aksu / Salim
トルコで知らない人はいないというひじょうに有名な歌手。関口氏の言葉によれば松田聖子と松任谷由実を足して2で割ったような存在。自身で歌うだけでなく、他の歌手に歌も提供している。Youtubeでも多くの映像を見ることができる。
3)Cem Karaca + Mongollar / Obur Dunya (1972)
トルコではドノヴァンに影響を受け、サイケデリック・ロックが流行した。Cem Karacaは、サイケデリック・ロックの初期のグループ。このグループがMongollarとともに発表したサイケロックなナンバー。

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第41回 受験生に捧ぐ~センター入試直前スペシャル

2017.01.13

お正月気分もすっかり抜けて、そろそろ受験シーズン突入でございます。そして2017年のセンター試験は明日。そんな試験シーズンに向け、受験生に、そしてそんな受験生を応援しているご家族の方々、お友達に送るセカオンを本日は特集いたします。しかし、セカオンRadio、そうそう有名な応援ソングはかかりません。今回はウメとバグがそれぞれ推薦の曲を交互に受験生に捧げます。

1) アダチ宣伝社 / 軍艦マーチ(ウメ推薦)
 軍艦マーチといえば、瀬戸口藤吉作曲の日本を代表する行進曲。しかし戦争との結びつきがあることも事実である。しかし戦後世代にとっては行進曲としてはむしろ、パチンコ屋で流れる音楽であった。ウメは浪人時代、この曲をパチンコ屋で聞きながら、よしゃ頑張るぞ!とこの曲に勇気づけられたのだった。なお、アダチ宣伝社はチンドン屋。軍艦マーチはチンドン屋のレパートリーでもあった。

2) The Staple Singers / Respect Yourself (バグ推薦)
 ステイプル・シンガーズは、1950年代から活躍した父親と娘たちによるゴスペルグループ。「みんながんばれよ」と美しいハーモニーで聞き手を勇気づけてくれる曲。自分のアイデンティティに自信を持つことを訴えかける歌詞。

3) Jaya Semara (バリのガムラン)(ウメ推薦)
 早いテンポ、激しいリズム、大音量の名曲。まずバリ人ならばこの曲を聞くと身震いして「やるぞ!」という気になる(かもしれない)作品。ウメはこの曲から日々元気をもらっている。

4) QUEEN / I Want It All.(バグ推薦)
 クイーンの応援歌。欲深くなれよ、と語りかけるこの曲、自分が欲しいものは全部手に入れろ、というのはちょっとずうずうしいかな、と思うが、受けた学校は全部合格だ!くらいの勢いで受験に臨んでほしい。フレディー・マーキュリーがエイズであることをメンバーに告白したのもこのレコーディング時である。そう思うとなんとなく寂しい。

5)石川セリ / 翼(作詞・作曲:武満徹)(ウメ推薦)
 原曲。武満徹自身が作詞・作曲の無伴奏合唱曲。夢、自由、羽ばたき、そんな言葉を「翼」という言葉に託すようにやさしく聞き手に投げかける。武満作品の持つ抱擁感、やさしさに包まれる。

6) Manic Street Preachers / Design for Life(バグ推薦)
 イギリスの労働者階級の限界を歌う。しかしそれは「悲しみ」「諦め」というネガティブなイメージではない。図書館で入れた知識、勤勉さにより地位は手にいれても、労働者階級には限界がある、という歌詞のあと「人生設計」という言葉を繰り返す。大学に入るだけが目的であってはならない。やっぱりそこからが始まり。「人生設計」というまさに将来を見据えることが重要なのだ。

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第40回 雅楽をめぐるセカオン(1月6日放送)

2017.01.06

雅楽という日本の伝統音楽をご存知ですか?言葉は聞いたことがなくても、音の響きはどこかで耳にしたことがあるはずです。この音楽は、奈良時代以前に大陸から日本に入ってきた外来音楽で、それが平安時代に国風化され、また明治に入り改編されて、今に至っています。宮内庁には楽部という組織があり、今でも皇居内のさまざまな神事ではこの音楽が欠かせません。また民間にもさまざまな演奏グループがあり、私たちはコンサートホールなどでもこの音楽を耳にすることができるようになりました。
雅楽は伝統にとどまっているばかりではありません。現代にはさまざまな作曲家が雅楽を現代音楽にとりいれたり、ポピュラー音楽にとりいれたりしています。そういう意味で雅楽は伝統音楽のみならず、今に生きるセカオンでもあるのです。

1)平調 越天楽
雅楽の中では最も有名な曲の一つ。神社などで流れる雅楽の旋律はこの曲であることが多い。
2)越天楽今様
越天楽の旋律に歌詞をつけたものを越天楽今様(いまよう)という。宮廷の人々は、単に雅楽を器楽音楽として演奏するばかりでなく、旋律に歌詞をつけて楽しんだ。
3)三橋美智也 / 黒田節
越天楽の詩に江戸時代に新たな歌詞をつけたもの。これもある意味、越天楽今様の一つといえるだろう。九州の黒田藩士が歌詞をつけたという。「酒は飲め飲め、のむならば~」と続く歌詞を聞いたことのある方もいるだろう。
4)メシアン《七つの俳諧》より〈雅楽〉
オリヴィア・メシアン(1908-1992)はフランスを代表する現代作曲家。この曲はメシアンが日本を訪問した際に実際に聞いた雅楽に影響を受けた作品。
5)タイ北部のケーン演奏
日本の雅楽の楽器として和音を奏する笙は、アジアで広く使われる。タイ、ラオス、中国南部では、同じ構造を持った楽器が、全く違った音楽を奏する。タイでは踊りの音楽として演奏されることが多い。
6)東儀秀樹 《三つ星》
宮内庁楽部で篳篥、チェロを演奏していた演奏家。現在は、雅楽の楽器を使いポピュラー音楽のジャンルで活躍する。雅楽の音楽の特徴と洋楽が融合し、独自の響きを創造する。

バグとウメのイチオシセカオン
今年のイチオシセカオントップバッターは、バグースのイチオシ。
Leon Rusell / Can't Get Over Losing You (1975)
昨年11月に亡くなってしまったレオン・ラッセル。実は、この曲のイントロは琵琶と尺八が登場。イントロが終わると、まるで日本の伝統音楽が幻だったようにスワンプ・ミュージックに変わる。1973年に来日した際に、琵琶と尺八とコラボがしたいということで実現した作品。

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第39回 セカオン的紅白歌合戦  (12月30日放送)

2016.12.30

年末といえば、紅白歌合戦。セカオンRadioも1日早く紅白歌合戦を開催したします。とはいえ、大みそかの紅白歌合戦とはちょっと違う志向でお楽しみいただきます。ウメ組・バグ組と分け、ウメ組が紅組、バグ組が白組。この一年の間にバグとウメが出会った、また気になった楽曲、ミュージシャンを紹介していくという内容です。しかも勝敗がないという平和な歌合戦。全4組8曲を楽しんでいただきます。

1組目(紅組先行)
1)アス・ガッタス / 夜明け~ブラジルの朝
浜松といえばブラジル、そして今年はリオ・オリンピックがあり、やっぱり1曲目はブラジル。ということで古いサンバをお届けします。
2)Oki Dub Ainu Band / Suma Mukar (2016)
紅組が暑い国なら、白組は寒い場所ということで、北海道の伝統楽器トンコリを使うミュージシャンOKIのバンド。伝統と現代の融合するセカオン的楽曲!

2組目(白組先行)
3)The Claypool Lennon Delirium / Bubbled Burst (2016)
ジョンレノンの息子ショーン・レノンとレス・クレイプールが今年組んだユニット。ロック界では大事件でした。内容は、しっとりとしたサイケ・プログレ。
4)Manuk Rawa
バリ島のガムランの舞踊曲「水鳥」。1981年に創作されてから現在までヒットを続ける超有名なコミカルな要素が入った舞踊曲。

3組目(紅組先行)
5)Rasberries / Starting Over (1974)
ウメが今年出会った感動の名曲。エリック・カルメンがメンバーとして活動したラズベリーズの作品。クラシックの要素とロックの要素が美しく融合した響きをぜひお聞き逃しなく。
6)2CELLOS / Whole Lotta Love vs Beethoven 5th Symphony (2016)
クロアチア出身のチェロのデュオ。レッド・ツェッペリンのWhole Lotta Loveとベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の有名な第一楽章が合体。しかもチェロ2台だけで演奏。ほんとうに2台だけなのか信じられない名演。

4組目(白組先行)
7)Dengue Fever / No Sudden Moves (2015)
カンボジアン・サイケ・ロック。アメリカのロサンゼルスを拠点に活動しているバンドで、ヴォーカルはチョム・二モルというカンボジアの女性。2015年ビルボードのワールドミュージックのアルバム・チャートで1位を獲得。
8)高石ともや / 陽気にいこう
今年もいろいろありましが、来年は陽気にいこう、という希望をこめて!
「陽気にいこう、どんなときでも、陽気にいこう、苦しいことはわかっているのさ、でも陽気にいこう!」

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