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番組紹介

この番組はメインパーソナリティにバグース長谷川、そして静岡文化芸術大学政策学部教授 梅田英春氏と共に浜松市の音楽文化発信と、世界の音楽を学び、理解し真のグローバル創造都市・浜松市を目指します。
創造都市ネットワーク音楽部門に浜松市が参加している意味と役割、そのネットワークを組む地域や国々の音楽文化を紹介、再確認、再発見、世界音楽の祭典in浜松に向けてFMHaro!発信で盛り上げて行く番組です。
音楽紹介、ゲストコーナー、民族楽器や伝統音楽等の紹介などなど内容盛りだくさんです!

メッセージ

sekaon@fmharo.co.jp

パーソナリティ紹介

  • バグース長谷川

    バグース長谷川
    Bagoose Hasegawa

  • 梅田 英春

    梅田 英春 Hideharu Umeda



番組からのお知らせ

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第24回 音楽的精神が人々に根付いた街~スコットランド、グラスゴーを旅する(9月16日放送)

2016.09.16

スコットランドの首都はエジンバラ、実はそこからほど遠くない都市がグラスゴー。実はポピュラーミュージックではインディーズも含めてたいへん有名な街。エジンバラは都市そのものがユネスコの文化遺産になっていますが、グラスゴーは1950年には欧州文化都市となり、現在は浜松と同様にユネスコ創造都市音楽分野の一都市に選ばれています。だからこそ、伝統音楽から新しいポップミュージックまで、多様な音楽ジャンルを生み出す街、音楽的精神が人々に根付いている街といえるでしょう。

1) ハイランド・バグパイプでの演奏 《Scotland the Brave》
スコットランド人のアイデンティティと象徴するような音楽。第二次世界大戦などでは スコットランド軍の戦闘には、こうしたハイランド・バグパイプを持った人々が先頭に立って兵隊たちに勇気を与えた。
2) Siles 《Auld Lang Syne》
《蛍の光》の原曲。実は蛍の光はスコットランド民謡。しかも日本と同様、5音音階なので日本人にとって歌いやすい。
3)Silly Wizard 《Simon Mackenzie's Welcome to His Twin Sisters》
1970年代、アイルランド、スコットランドではケルト音楽をより聞きやすく、洗練させ る運動が始まる。そんな中の多くの音楽が生まれる。Silly Wizardはそんな時代に誕生したグループ。特にメンバーのフィル・カニングハムは有名なミュージシャン。
4) Rua Macmillan 《Glasgow Spike》
現在活躍する若手のフィドラーによる演奏。
5) AC/DC 《Thunderstruck》(1990)
オーストラリアのHRバンドだが、中心人物であるアンガス・ヤング&マルコム・ヤング(現在は療養中にて引退)はグラスゴー出身。
6) Gordon Duncan 《Thunderstruck》(2003)
ハイランド・バグパイプ奏者、ゴードン・ダンカンが、AC/DCの曲をバグパイプで演奏。曲を知らないとまるで伝統音楽のように聞こえてしまう。
7) Treacherous Orchestra 《Hounds》(2015)
グラスゴー出身、総勢11人のオーケストラ。フォークやロックとケルト音楽を融合したまさにハイブリッドサウンド。スコットランドのアルバム・オブ・ザ・イヤー2015にノミネートされる等、現在最も注目されているバンド。
8) Belle and Sebastian 《Nobody's Empire》(2015)
グラスゴー出身のバンド。1996年に結成し、同年早くもインディーズからアルバムをリリース。その作品から早くも人気が爆発。日本でもその人気は炸裂し、グラスゴーの至宝とまで呼ばれるようになる。このバンドが日本にスコットランドのロックを広めるきっかけになったとも言われている。

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第23回 ヴァイオリンでセカオン~セカオリン特集 (9月9日放送)

2016.09.09

今回はイチオシセカオンSpecial~ウメチャン編!をお届けします。テーマはセカオリン。バグース編のセカビリーに続き、本番組がお届けする新しい音楽用語「セカオリン」をお届けします。
ヴァイオリンは、1550年ごろ突如として改良の余地のないほど完全な楽器が北イタリアのクレモナで誕生。ピアノを始め様々な楽器はその原型が生まれてから、徐々に改良が重ねられて完成されますが、この当時誕生したヴァイオリンはそれまでのヴァイオリンの先祖と考えられる楽器と比べて、その完成度は並はずれたものでした。
さて、そんな西ヨーロッパで誕生したヴァイオリンは世界を旅していきます。

1) J. S. バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 BWV 1003 よりシャコンヌ (1730)
一台のヴァイオリンを一人で演奏しているとは思えないバッハの名曲。
2) マレード・ニ・ウィニー&フランキー・ケネディFrankie Kennedy and Mairéad Ní Mhaonaigh 《Rieanna》(1982)
アイルランドではヴァイオリンはフィドルと呼ばれ、民俗楽器となります。
3) コールマン Michael Coleman演奏のアイリッシュのダンスミュージック《シャスキーンほか Shaskeen 》 (1921年の録音)
アイルランドやスコットランドから多くの移民がアメリカ大陸に渡り、フィドルもアメリカ大陸で活躍し始めます。
4) ビル・モンロー Bill Monroe《リー・ウェディン・トゥーン The Lee Weddin Tune》(1969)
ブルーグラスの楽器としてフィドルの誕生。
5) 《Stop & Listen Blues No.2》fiddle: Lonnie Chatmon (1930年収録)
黒人たちがブルースの楽器として用いている例。
6) Joe Venuti 《Garden Dance》(1949収録)
ジャズ・ヴァイオリンの創始者ベヌッティの演奏。ジャズにもヴァイオリンが用いられるようになる。
7) 《La Guanena》コロンビア、ケチュア人によるフィドル
北アメリカ大陸から南アメリカ大陸へフィドルが伝わり、自民族の楽器として取り入れていく。
8) 《Violin》ボリビア、タリハ県に多い原住民チャパコのフィドル
9) Raga Mmaru-Bihag 演奏 Satya Dev Pawar
南インドの伝統音楽、いわゆるカルナ―タカ音楽にはヴァイオリンが伝統楽器として用いられる。
10) 《スカラーソング》(櫻井俊雄)演歌師が歌う演歌、あるいは「のんき節」「書生節」の楽器としてヴァイオリンが使われた。
11) かぐや姫《神田川》(1973)
前奏で流れるムーンライダーズのフィドラー武川 雅寛のフィドルが有名。

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第22回 サンバいろいろ~サンバはリオの音楽の「ふりかけ」だ!(9月2日放送)

2016.09.02

ゲスト:小栗和重さん(ブラジア・インターナショナル)

今回の音楽はブラジルの都市、リオデジャネイロ。リオは、ユネスコ創造都市音楽部門の都市ではありません。しかし、今年はオリンピック年。つい最近ではリオ・オリンピックが開催されましたし、今月はパラリンピックが始まります。

リオといえば、サンバ。リオのカーニヴァルで華やかに演奏される音楽として知られています。しかし、カーニヴァルで演奏されるエスコラージサンバばかりでなく、リオの音楽には「ふりかけ」のようにサンバのテイストであふれています。今回はそんなサンバの世界をご紹介します。

1) Carolina/Seujorge カロリーナ/セウジョージ(2002年)
セウジョージは、今世紀のリオの顔といってもいいスーパースターです。このシンガーとデュエットすれば売れる!といわれています。ファンク、ロックといった要素を入れつつやはりサンバのテイストが満載。
2) Chiclete com Banana/Torio Mocoto シクレッチコンバナナ/トリオモコト
サンバとロックとの融合(サンバ・ロック)を1970年代から模索しています。
3) A Maldição Do Samba/Marcelo D2 アマルディカオンデサンバ/マルセロ デードイス
DJ出身のマルセロ・デードイスによる、サンバにDJを織り交ぜた曲
4) Garota de Ipanema/Ed Motta ガロータデイパネマ(イパネマの娘)/エジモタ
1962年にアントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した《イバネマの娘》はボサノヴァの名曲。この曲をサンバ風に編曲。
5) Amor Até o Fim/Caetano Veloso,Gilberto Gil,Ivete Sangalo アモールアテオフィン/カエターノベローソ、ジルベルトジル、イベッチサンガロ
有名なシンガー三名のトリオ。
6) Sexta feira Cariocca/Ale セスタフェイラ カリオカ/アレ
リオの市民の金曜日を歌ったクールなサンバ。ポップでいかしたサンバ!
7) Balanço Zona Sul/Zeca Pagodinho バランソ ゾナスル/ゼカ パゴジーニョ
  リオ・オリンピックに参加したリオ・サンバ会の会長ゼカ パゴジーニョ。今回の放送にふさわしい素敵なサンバ。

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第21回 ボゴタBogotáを旅する~コロンビアは多様な音楽の宝庫だった(8月26日放送)

2016.08.26

コロンビアという国名を聞くと何を思い浮かべますか?やっぱりまずはコーヒーかもしれません。一年を通してコーヒーが栽培できる国でもあり、コロンビア・コーヒーは日本でもとても有名。しかしコーヒーだけではありません。コロンビアの首都、ボゴダは浜松より2年早い2012年にユネスコ創造都市の音楽部門に選ばれています。

コロンビアの音楽、といってもイメージがわかないのではないでしょうか?実は、この地は元来、インディオという原住民が住み、独特な音楽が伝承される一方で、長く植民地支配を行ったスペインをはじめとしたヨーロッパの音楽、そしてスペイン人によって連れてこられた多くのアフリカからの黒人の音楽、また近年のアメリカ音楽などが混じり合い、独特な音楽文化を形成しています。また1995年からは大きな音楽祭を開催し、ボゴタ各所で他分野の音楽のコンサートが行われています。

最初に紹介するのはクンビアとよばれる独特な音楽。インディオの音楽要素とアフリカ音楽のリズムが混じり合った独特の音楽。実はこの音楽が1950年代から1960年代にアメリカのポップミュージックの影響で商業音楽化します。1981年に世界各地でネスカフェ(コーヒーのメーカー)のコマーシャルソングとして知られた《女学生La Colegiala》は、クンビアが世界に羽ばたくきっかけになった作品。インディオの音楽にも特徴があります。独特な楽器としてティプレtipleという独特な弦楽器を使用します。

さて近年のロック、ポップのグループとしては、多ジャンルの融合、ボーダーレス、またテクノミュージックの影響を受けたグループが、ボゴタからヨーロッパへ進出しています。

ガイダ(インディオの縦笛)と太鼓、マラカスによる伝統的なクンビアの音楽
1) 伝統的なクンビア音楽
1981年、ネスカフェのコマーシャルソングで一躍有名になったクンビア
2) Rodolfo y Tupica《La Colegiala》
コロンビアのインディオの弦楽器、ティピカを使用したダンス(バンブーチョ)ミュージック
3) Niyireth 《Ojeras》
クンビアとサルサ、それにテクノの要素をもち、ヨーロッパに進出しているポップ
4) Meridian Brothers 《Salsa Caliente》(Desesperanza: 2012)
ボゴタ出身のヘンテコPOP集団。クンビア、サーフ・ミュージック、ラテン・アメリカン・フォークにサンプリング技術などを施し芸術性を構築しているグループ。
5) Masiva 《Cumbia Lavapies》(Criollo Businessman: 2010)
ボゴタ出身のSSW:カミーロ・マシルヴァを中心とするユニット。コロンビアのルーツ・ポップを軸に、バンブーコ、クンビアや様々な音楽をMIXしたボーダーレスな感性による音楽を展開している。
6) Toto La Momposina 《El Pescador》(Tambolero: 2015)
アフロミュージックとクンビアとの融合、60年代から活躍する女性シンガー、トト・ラ・モンポシナの新作。

バグとウメのイチオシセカオン
現代版 沖縄の子守歌、沖縄の人々が愛する沖縄ポップの一曲。
古謝美佐子《童神(わらびがみ)》(1997)

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第20回 これがセカビリーだ!~セカオン化するロカビリーミュージック(8月19日放送)

2016.08.19

今回はイチオシセカオンSpecial~バグース編!をお届けします。テーマはセカビリー。いったいこんな言葉、音楽用語にあったでしょうか?

ロカビリーミュージックは、もともと1950年代にアメリカ南部で流行した音楽のスタイル。ロックンロールに南部のカントリー、ヒルビリーなどが融合してできた音楽ですが、アメリカという地域、そして1950年代という時代にとどまらず、音楽はグローバル化し、ついには世界各地に根付いていきます。まさにこれこそセカオンとなったロカビリー、ということで、本場組ではこれを「セカビリー」と命名します!今回の放送は、そんな世界中のロカビリー音楽をご紹介します。

先ずはヒルビリーミュージックを代表するバンド
1) マッドドックス・ブラザーズ・アンド・ローズ Maddox Brothers & Rose 《アイル・メイク・スウィート・ラブ・トゥ・ユー I'll Make Sweet Love To You》(1952 /アメリカ)
※アメリカ・アラバマ州ボアズのヒルビリー・カントリー・バンド。1936年頃からラジオ等で活躍した兄妹バンドです。

ロカビリー誕生期
2) ジーン・ヴィンセント・アンド・ヒズ・ブルー・キャップス Gene Vincent & His Blue Caps 《ビー・バップ・ア・ルーラBe-Bop-A-Lula》(1956 /アメリカ)
※シンガーのジーン・ヴィンセント、ギタリストのクリフ・ギャラップが後世に与えた影響は"世界ロックの遺産"と言えます。

アメリカでロカビリーの灯が消えようとしたその頃...
3) ザ・ティールマン・ブラザーズ The Tielman Brothers 《ローリン&ロックRollin' & Rock》 (1960 /オランダ)
※インド・ロックの代表的バンド。テクニカル且つアクロバティックなライブで人気を博したバンドです。インド・ロックとは、インドネシアの独立により、1949年にオランダへ送還されたオランダ人や他ヨーロッパ人とインドネシア人の混血の若者達が生んだ音楽ムーヴメントの事を指す。

アメリカでまだロカビリーがブームだった頃/日本でもヒット
4) ワンダ・ジャクソン Wanda Jackson 《フジヤマ・ママFujiyama Mama》(1957 /アメリカ) ※カントリー界出身、女性初のロックン・ローラー。1954年にデビューし、1956年頃からロカビリーを歌い出す。ロックン・ロールを歌いなよ...と助言したのはあのエルヴィス・プレスリーのようです。

ネオロカビリー・ブームの火付け役
5) ストレイ・キャッツ Stray Cats《ロック・ディス・タウンRock This Town》(1981 /アメリカ) ※ブライアン・セッツァー率いるストレイ・キャッツ。ネオロカビリー・ムーヴメントは彼らから始まりました。

21世紀以降のセカビリー(世界のロカビリー&サイコビリー)
6) ストレッサー Stressor 《バイ・バイ・ラブBye Bye Love》(2014 /ロシア)
※ロシア発、80年代スタイルのサイコビリー/ロカビリー・バンド。

7) リズム・ソフィ Rhythm Sophie 《アイム・ゴナ・テル・マイ・ダディー I'm Gonna Tell My Daddy》(2013 /ハンガリー)
※ハンガリー発、ヴィンテージなスタイルが特徴の女性ロカビリーです。ロカビリー以外にも、ブルース、R&B、ジャズ、ブギウギ等幅広い音楽性を持ってます。

8) ロス・プリミティヴォス Los Primitivos 《バスタードス・デ・ラ・ルナ Bastardos De La Luna》(2012 /アルゼンチン)
※アルゼンチン発、1988年結成のベテラン・バンド。スペイン語のロカビリーも違和感が無く最高に楽しいです。

9) キティ・イン・ア・カスケット Kitty In A Casket 《ブリッジ・オブ・ザ・モンスター Bride Of The Monster》 (2009 /オーストリア)
※オーストリア発、パンクの影響の強いサイコビリーのバンド。メロディック・サイコビリーとも言われています。

10) スイサイダル・シナトラ Suicidal Sinatra 《マサ・クチル Masa Kecil》(2009 /インドネシア) ※インドネシアはバリ島発の、ポップなサイコビリー・バンド。

11) ラッキー・サーティーン Lucky 13 《ゲット・オフ・ザ・ロード Get Off The Road》 (2014 /ドイツ)
※ドイツ発、男性2人+女性1人の3ピースバンド。ジーン・ヴィンセントやジョニー・バーネットに影響を受けた、クラシックスタイルのロカビリー・トリオ。

12) ワシントン・デッド・キャッツ Washington Dead Cats 《ザ・リヴァー・キャリーズ・ミー The River Carries Me》(2013 /フランス)
※フランス発、ブラスを編成に取り込んだフレンチ・サイコビリー・バンド。80年代後半より精力的に活動を続けている息の長いバンドです。

13) イメルダ・メイ Imelda May 《イッツ・グッド・トゥ・ビー・アライブ It's Good To Be Alive》 (2014 /アイルランド)
※ジェフ・ベックとの共演などで、世界中から注目されるアイルランド出身の女性ロカビリー歌手です。

日本のネオロカビリー代表
14) ブラック・キャッツ Black Cats 《キャッツ・アイ Cat's Eye》(1982 /日本)
※日本発、80年代の原宿を中心にブームを起こしたバンド。この曲は、イギリスのトップモデルであり、CREAM SODA (現PINK DRAGON)の発案者でもあるヴィヴィアン・リンが日本語でVoを取っているナンバーです。

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